磐田と海老芋と農家見習い

東京生まれ東京育ち、農家に縁も所縁もない元システムエンジニアが、海老芋農家になるべくやってる事や考えてる事を共有していきます。

研修日記 その3 〜海老芋の定植2〜

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素人が農家になっていく過程を記録していきます

目的は?

自分へのメモが1番の目的だったりしますが、私のように農家と無縁な方が農家を目指そうとした時に一つの事例として参考にしてもらえればとも思いますので、研修の様子を書いていきます。

ご注意ください

やり方は農家さんそれぞれ違います。
同じ地域であっても、畑が違えば土壌の特徴が変わったり、畑の中でも条件が変わったりするので、やり方は様々です。
ですので、書いてあることが全てではなく、数ある農家の1例に過ぎませんので、参考程度に読んでいただければと思います。
記載した内容を真似たとしても、うまくいくとは限りませんし、うまくいかなかったとしても責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

2021/4/30 から 5/6 までのダイジェスト

研修生活3週目です!

携わった作業

  • 海老芋の定植準備
  • 海老芋の定植
  • 灌水パイプのセット

主なトピックス

もう1枚の畑で再び定植!

先週、定植を終えたところで一旦雨となり、残りもう1枚の畑は雨上がり後から開始しました。
この雨のお陰で、疲れた身体を小休止できました。
世間はGWで大型連休でしたが、農家には関係なく天気と作業の進捗に合わせて仕事です。
先週やったことを復習しながら、より丁寧に、よりスピーディになるように進めていきました。
やっぱり辛いのが苗の定植です。まだ身体の使い方が定まらず腰への負担があっという間に蓄積していきました。
逆にコツを掴んできたのが、マルチを張る作業です。
リズムと身体のバランスの取り方がわかってきて、疲労の蓄積も大きく減って、作業時間も初めてやった時の3分の1程度になりました!

2回目なので流れを考えて動く

定植も2回目ということで、1回目で覚えたことをもう一度繰り返しますが、流れはもうわかっているので後は理解が足りていないところや気づけなかったことを学べました。
畑が変わると、土の質も変わります。
1回目ではわからなかった、こういうことに気づけるのも良い経験です。
そして作業の一つ一つにかかる時間は、体がまだ覚えているので、ペース配分もわかってきます。
少し心の余裕ができたのもあって、来年自分でやるときにどういう点を気をつけて準備しなければならないか、どのくらい日数がかかるのかなんてことも考えながら作業できるシーンも増えました。
技術を身につけるのには、場数を如何に踏むのが大事なのか改めて感じました。

いつでも灌水できるように準備しておく!

定植時に灌水用のホースをセッティングしますが、これだけでは水は撒けません。
このホースにパイプを繋げて、井戸を組み上げるポンプに繋げればすぐに灌水できるようにします。
まだ梅雨はこれからなので、乾燥の心配は少ないですが、必要な時にすぐに水を流せるように準備しておきます。

1週間振り返ってみて

先週に続いて海老芋の定植の1週間でした。
何かとGWは雨予報が出やすいので、天気予報を頼りに早め早めに作業ができるタイミングを逃さないように進めていきました。
作業の流れがわかっている分、次はアレ、その次はコレと考えながら、1回目よりは流石にずいぶんと手際良く動けたと思います。
ラクターなどの機具の使い方もだいぶ覚えてきました。
これで、定植フェーズは終わり、今後はしばらく育成フェーズです!